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先日おきたアメリカのバージニア工科大学で韓国人学生が銃を乱射し、32人を射殺した事件はご存知だとおもう。この事件を見て、昨年産経新聞のコラムで読んだ、岡田尊司著『脳内汚染』の論評記事を思い出した。
子供たちの間に広がるゲームが、脳を作り替えてしまうという恐ろしい弊害をもっているというのだ。 まず、多くのゲームはクリアする過程で敵を殺していく。その過程で敵を殺すことにたいして躊躇せず、反射的に引き金を引く訓練をしていることになる。 人間は本来、相手がたとえ敵であっても、銃の引き金を引くのには躊躇する。それは戦争などの場合にも同じで、実際に引き金を引くのは2割ぐらいだそうです。しかしイギリス軍は射撃訓練で、人の形をした標的を使い訓練した。結果、兵士の9割が実戦で引き金を引いたそうな。 今、子供たちが夢中になっているゲームは、この軍隊で使っている最新式の射撃訓練と同じ水準の訓練であり、こうした訓練により、殺人や暴力に対して人間が本来もっているタブーを解除し、脳の行動プログラムを変え、安全装置をはずす役割をしているのだという。 実際、最近アメリカで頻発している銃撃・大量殺人事件などでは、犯人は躊躇も容赦もなく機械的に相手の頭を狙い撃っているそうです。 同じような悲惨な事件が繰り返される。日本は銃社会ではないから、大量殺人まではなかなか発展しないだけで、最近の悲惨な事件の数々は決して尋常なものではない。 ゲームは、叡智の限りを尽くしてリアリティを増し、進化を続ける。 それを楽しむ子供たちはもちろんだが、開発する側にも同じく、しっかりとした道徳心や倫理観を持たなければならない。 一日も早く、日本の教育がよみがえる事を望みます。
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